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2008年8月

 連投「山形夏の味覚」

 さて、連投、味覚シリーズ!!

 山形は素晴らしいスキー場「蔵王」や温泉が豊富なために、どうしても冬の観光地というイメージが強い。

 でもね、夏の風景もいいもの。山々に囲まれた田園の緑に、抜けるような青い空、ギンギンと照る太陽、モクモクとした白い雲。この田んぼの「緑」が一段といいんですわ。容赦のない暑さで噴出す汗すら、「原風景」のアクセント。

 「緑」の中をスゥウと滑っていく「銀色」山形新幹線。別に「鉄ちゃん」ではないけど、なかなかに「映える」絵なんですよね。

 まぁ、盆地だけに、ものすごい「暑い」。昨年「多治見市」に日本最高気温のレコードを塗り替えられてしまったが、40度OVERの記録を持つ「猛暑地」でもあるんで。

 とまぁ、暑い山形。勿論、夏の味覚といえば、「冷え物」。(初夏に「さくらんぼ」があるんだが、華麗にスルー。)

 実は、山形は、麺類消費量日本一。こんにゃく消費量日本一同様、またしても地味な日本一。夏も、麺をすすりまくります。
通常、ざるやもり、冷麦やら、冷やし中華といったところが「冷え物」なんでしょうが、山形の「冷え物」といえば・・・近年、東京にも進出しつつある「冷たいラーメン」。

 これです。冷やし中華ではない。「冷たいラーメン」。「中華そば」がそのまま冷たくなったようなもの。普通、スープの脂分が固まってしまうものなんだが、そうなららいところがミソ。こんな感じ。 

 なんと言うかな、冷たいながらも、ラーメンらしい「脂分」がシッカリと感じられる所がいいんだよなぁ。サッパリした中にも、やっぱりラーメン食うんだから「脂分」がないと物足りないものね!!!

 あと、これを外してはいけない・・・・・「冷たい肉蕎麦」。我が愛するソウルフード。
  こんな感じ

 ちなみに、これは年中食べられているので、夏の味覚とは言わないか。山形といえば、蕎麦は有名なわけですが、この「冷たい肉そば」はB級っぽい。でも、最高に「うまい」。

  タレは甘味が強めで脂っこい。肉はゴリゴリとかたい「親鳥の肉」。蕎麦は黒くて太い「田舎蕎麦」。このコッテリとした味にやられる者多数。一回嵌ると病みつきでっせ。一味をたっぷりかけて、げそ天までつけたりして。
 ちなみに、この写真に載ってる「一寸亭」と「いろは」という二大系統のある「肉蕎麦」。「一寸亭」の方が甘味が少なく、だしが利いた汁。「いろは」の方が甘味が強く、醤油の色も強い。其々好みによって、選ぶわけだ。ちなみに、私は「一寸亭」派。しかも、それぞれ「のれんわけ」した店があり、その店独自の味があるんで、「肉蕎麦食い歩き」ってのも楽しい。

 ああああああ、食いたい。口の周りを脂まみれにして食いたい。

 ただ、本当の元祖はこの二大系統ではない・・・・。もう、そのそば屋はないんですけどねぇ。

 
 で、最近増えたのが、この二種のハイブリッド「冷たい鳥中華」

 ・・・・・まぁ、冷たいラーメンで具が親鳥なだけですけどね。これはこれで旨し!!!

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再開「山形春の味覚」

 いやーー、あっという間にお盆。

 仕事は落ち着く時期なのに、プライベートが異常に忙しい。ちと、地元のイベントごとの関係でして。サッカーを見る時間や本を読む時間、なかなか取れずにいるのですってのは・・・言い訳。最近、色んな事柄にリンクして興味が湧いてくるというか、そういう方向に、意識がいっていないだけなのだろうな。退化の予兆ですワイ。

 で、「冬の味覚」で止まってしまった「世迷い人」。weedさんとFumingさんのコメントに促され、再開。

 折角、季節モノが続いてたんで、「春の味覚」からかな。もう、お盆だけど。

 私は、「山形の春は山菜で始まる」と思ってます。内陸なので、どうしても山のものになってしまう。

 ふきのとうにはじまり、ワラビ、タラノメ、コゴミ、ゼンマイ、アイコ、タケノコ・・・・。ワラビが最もポピュラーでして、煮物やら御浸しやら浅漬けに、粘りのあって独特の歯ざわりと風味。私が一番好きな食べ方は、「汁」なんですなぁ。ワラビと、山菜のなかで最も「愛い奴」タケノコと、ニシンの干物「身欠けニシン」を柔らかくもどしたもの、厚揚げを加えた、味噌仕立ての「汁」。ニシンの癖と、山菜の癖が、厚揚げの油分でコーティングされ、味噌でまろやかに・・・・・・染みるのです。あとは、タケノコ、糸こんにゃく、牛肉を一緒にした煮物とか。これは、旨いのなんの。白飯、何杯でもいけます。
コゴミはおひたしで、そのシャキッとした歯ごたえの中にある「粘り」と「青臭さ」を満喫。タラノメはもちろん・・・・天婦羅ですわ~。
 
 珍しいというか、知られていないというか(最近知られてきてるかなぁ)、山形で山菜の天婦羅といえば、必ずでてくるのが「こしあぶら」。これ、要は「木の若芽」なんですわ。んータラノメとにたようなものかな。でも、タラノメよりも「葉っぱ」感が強い。もともと、「一刀彫」なんかに使われる木なんですなこれが。
 タラノメのような「ぽくぽく」感はないものの、風味の良さはタラノメ以上。苦味というかなんというか、そのアクが天婦羅にすることで「風味」に昇華するんだな。しかも、天婦羅にしても「チャキ」っとした歯ごたえも最高。これって、都会でも食えるのかな?とりたてでないと、旨くないとおもうな。

 でも、自分じゃ一切「山菜とり」の為に、山に分け入ることないんてなかったりする。ただ、ひたすら貰って食べてますわい。本当、贅沢!!

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