レイン・ドッグは最後まで聞け
久しぶりにトム・ウエイツを聞いた。
アルバムは「レイン・ドック」。むかーしアルバム「クロージング・タイム」を聞いて良いなと思って買ったアルバムである。
トム・ウェイツの声に引かれてのことである。だみ声。「クロージング・タイム」ではそのだみ声で素直にバラードを歌いこんでおり、それがかえって豊かな深みを与えていた。
色んな逸話がありそうだが、(酔いどれ天使ってトム・ウェイツだっけ?)その辺の背景は全くしらん。
「クロージング・タイム」「ソードフィッシュ・トロンボーン」「レインドック」の時系列もしらん。
ただ、この「レインドック」。初っ端からの斜に構えた感じ、考えすぎな曲の作りに早々に飽きが来てしまい、毎回最後まで聞かずに終わってしまってた。
鉄琴だか石琴だか(実際はビブラフォンをミュートして叩いてるのかもしれん)のガムランっぽいライン取りは最初のうちは物珍しさもあり、「おぉ?」と思うが、飽きる。なんで、いつもタイトル曲の「レインドック」を聞いた辺りで聞くのやめてたわけである。(レインドックやダイヤモンド&ゴールドはいい。)
通勤中、そうそうCD入れ替えするわけも行かず、レインドック以降もじっくり聞く機会が訪れたわけだ。これがまた、13曲目の「ガンストリートガール」あたりからの流れがよい。こうロードムービにでも合いそうな、シンプルながらも雄大な曲調。ブラインドラブ、ダウンタウントレインなどグイッとくるね。
このだみ声には、捻りはいらないよな。
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